“ダメだった自分”を超えたいあなたへ

このブログの全ては、自分を責めていた“あの頃の私”に向けて書いています。

“ダメだった自分”を超えたい。そう思ったあなたへ

これは、“あの日の自分”に向けた記事です。

そして──
今もし、あなたも同じように苦しんでいるなら、
どうか、この続きを読んでください。

 

あるとき私は、「あの日の自分」を
許すことにしました。


・子どもが泣いて

・保護者に責められて

・管理職に詰められた


トイレに逃げ込んで吐きそうになりながら

「もう無理…」と呟いたあの日の私を、です。


あの頃の私に、誰も「お前のせいじゃない」

とは言ってくれなかった。

 

だから今もし、つらい思いをしているなら

あなたに言います。


その苦しみは、“あなた一人の責任じゃない”。

 

・毎日、教室に入る前に深呼吸して、笑顔をつくる

・黒板に向かって話すふりして、子どもと目を合わせられない

・授業の準備をどれだけしても、空気が冷たい

・家に帰って、布団の中で「明日、休めないかな」って検索する

 

あなたが責めてる“ダメな自分”は、

「精一杯頑張ってきた結果」なんじゃないですか?



本当に、あなたは“ダメな教師”なんでしょうか?

 

私には、そうは思えません。

 

むしろ、

「ダメかもしれない自分」を、何度も見つめ続けてきた人。

「ダメな自分」を隠さず、乗り越えたいと願った人。

 

ダメだったのは、ただの過程。

 

そんなあなたこそ、きっと

「誰かのきっかけになれる人」だと思うんです。

 

私は「変わりたい」と思えるほど
柔軟な人間じゃなかった。

 

でもある日、先輩の見せてくださった
たった一つの師範授業(私のクラス対象)が、

私の概念をコロッ…と変えてくれました。

 

「この授業…なんでこんなに子どもが夢中なんだ?」

「教室でこの子の、こんな『目』を見たことがない…」

 

そこから、私は初めて

 

“俺が変わらないと…”

”変わりたい…”

 

そう思いました。

 

その日が、私の変わる『きっかけ = トリガー』
になったんだと思います。

 

今度は、私が誰かの『きっかけ』になろう。

 

そして、このブログが

あなたの『何かを変えるきっかけ』になれたら、

と思って始めました。



想像してみてほしいです。

 

・あなたが少しだけ達成感を味わえる放課後

・子どもたちの視線が変わり、前のめりで授業が進む感覚

無理にコントロールしなくても、柔らかい空気の教室

 

そんな変化が、あなたにも起こり始めるかもしれません。



恥ずかしい話ですが、私は、

クラス崩壊寸前の教室で1人
ノートに「今日うまくいったこと」を

3つ書いて帰ってました。

 

子どもから暴言を浴びた日でも、

 

「Aくんが宿題プリントを提出してくれた」

「Bさんが下校時にあいさつしてくれた」

「俺は今日も教室に来た。頑張った」

 

たったそれだけが、私の毎日の楽しみでした。

 

でも、あるときふっと思いました。

 

「まだ、俺はあきらめてなかったんだな」と。

 

「なら、もがいてやろう」。

 

先ほどの師範授業を見せていただいたのは

そんな感じの時期でした。

 

その先輩も、かつては私と同じく、

苦しい経験をしていたそうです。

 

それを聞いて

 

「なら俺にもできるはず」

「どうやるかはまだ全く分かってない」

 

でも、いつかは絶対に身につけて

 

「俺のような教師を、一人でも減らそう」と決めました。

 

当時の私は、教師として最低だったかも知れません。

実は、私が教師として「一人前になりたい」と強く感じたのは

「自分のため」

「自分と同じ苦しみをもった仲間のため」

「自分のせいで、苦しい一年を送らせてしまった子どもたちのため」

の順番でした。

 

それでも、ずっと学び続けてきた結果、
十数年経ったいまではようやく、この三者が逆転してきたかな?

という感じです。

 

とくに育児休暇を取得してから、

この順位が変わりましたね。

 

ここまで読んでくれたあなたは、

もう、「自分はダメだ」などと思わないでください。

 

「変わりたい」と願う力は、

すでに、「誰かを変える力」に変わり始めてます。

 

あなたが変わることで、きっと救われる誰かがいるはず。

 

あなたは、誰かの希望になれます。

 

“ダメだった自分”を超えようとする人は、誰よりも強い

また次の記事でお会いしましょう!

 

 

PS:

もしこの記事を読んで、「誰かと話したくなった」人がいたら。

育休中の今だけ、ご相談を受けています(当たり前ですが無料です。公務員なので代金などいただきません。というか、いただきたくても出来ません笑)。

育休に入って分かったことですが、穏やかな生活ができることは素晴らしいんですが、同時に「現場感覚」が薄れてしまいそうな、自分なりの不安も見えてきました…

ブログを始めたのは、自分の教育観、指導、価値観の整理のためがメインです。が、実はこの不安へ対処したかったこともあるのかもしれません。

なので、人の話をじっくり聞くことで、自分自身も現場感覚を保てたり、文章にできないリアルな声を受け取れたりして、僕にとってもすごくありがたい時間なんですね。

「こんなこと話していいのかな…」という内容でも大丈夫です。

教室のこと、子どものこと、自分自身のこと──言葉にするだけで、少しラクになることもあります。ご希望の方は、下記アドレスまでお気軽にどうぞ。

 

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